株式会社オフィス・サンタ

FAQ-よくある質問

プログラムについて

どうして社員研修で「演劇」なのでしょうか?

人と人がどのように関係を結び、どのように壊し、なぜズレていくのかを表現するのが演劇であり、シチュエーションを自由に設定することができます。演劇は対人関係を学ぶための最も有効な装置であり、コミュニケーション能力を磨くには最良の教育なのです。

欧米で「演劇教育」がコミュニケーション能力を育成するための必須科目になっているのも、そのような理由からです。欧米の総合大学には必ず演劇科が設置されていますが、それは言語や文化、宗教、生活習慣などが異なる人たちの間のコミュニケーションをデザインしていくときに、演劇が大きな力を発揮することを彼らがよく知っているからなのです。

ドラマメトリクスはどんな研修に向いていますか?

あらゆる研修に有効です。
企業においては「内定者研修」から「新入社員研修」「若手社員研修」「営業職研修」「専門職研修」「トレーナー研修」「管理職研修」、そして大学などの教育機関においては「就活支援」から「コミュニケーション研修」まで、ありとあらゆる研修に対応可能なのが「ドラマメトリクス」の最大の特長です。なぜなら、シチュエーションを自由に設定できるのが演劇という表現芸術の特長だからです。

当研修の監修者である平田オリザ氏の提唱する「現代口語演劇」は、世界の現在をリアルに捉えてみせる表現形式です。その考え方を研修に活用することによって、私たちは自分自身でも気づいていなかった自身の日常生活における言動や思考方法を振り返り、分析することが可能になります。しかも、この研修は体感型研修ですから、そうしたことを理屈や頭で理解するのではなく、自分の実体験として獲得していくことができるのです。

演劇の経験や知識は必要ですか?

必要ありません。
当社の研修は演劇を学ぶためのものではなく、演劇の方法論を使うことで、コミュニケーションのあり方を見つめ直し、体感的に身につけていくものです。
どなたでも参加していただける研修ですので、特別なものは必要ありません。

演技をすることはありますか?

必要ありません。
プログラムによっては「エチュード」や「演劇創作」など演技を伴うものもあります。ですが、まったく心配することはありません。
私たちは普段の生活の中で、話す相手によって言葉遣いや態度を変えています。気の置けない友人との会話と上司との会話では言葉遣いも態度も違いますし、それがお客さまだったり、あるいは連れ合いの両親だったりすればもっと違うでしょう。つまり、私たちは普段の生活の中で、常に演技をしているわけです。当社の研修における「演技」とは、そのような日常的な仕草そのものであり、演技力を求めるものではありません。

インプロとはどこが違うのですか?

ドラマメトリクスは演劇の方法論に、認知科学とキャリアカウンセリング理論を組み合わせることで生まれた新しい研修であり、当社では、ドラマメトリクスをインプロとは異なる位置づけで考えております。

一般的にインプロは「俳優術から学ぶ」研修であり、自己表現の能力を磨くことを主としています。
一方ドラマメトリクスは「劇作家や演出家の視点に学ぶ」もので、現実の人間関係、コミュニケーションのあり方を探っていくことを主としています。

インプロは、話し方や声の出し方、表情などのコミュニケーションに必要な技術を教えていきますが、ドラマメトリクスは、なぜそういう話し方や表情になるのか、その要因を探り気づきを得ていくという研修なのです。

プログラムについて

オリジナルのシナリオ(台本)はどうやって作成するのですか?

シナリオはPRP(プロフェッショナル・ロールプレイ)がプログラムに組まれている場合に作成します。

担当者さまからのヒアリング内容を基に、当社より企画の提案を行います。研修内容決定後に受講対象者に取材をし、課題のポイントを抽出。ストーリーや上演時間、俳優の人数などの大まかな枠組みを決めた上で、プロのシナリオライターがシナリオを作成します。
作成したシナリオは担当者さまのチェックを経て完成となります。
受講対象者への取材後は、当社からの提案形式で進めていきますので、特別な準備は必要ありません。

なお、内容によっては受講対象者への取材は行わず、担当者さまからのヒアリングのみで作成する場合もあります。

研修時間と人数はどこまで対応できますか?

研修内容にもよりますが、最低研修時間は2時間です。それより長いものであれば、半日研修、1日研修、2日、3日研修と何時間でも対応できます。研修時間が長ければ長いほど、より本質的な研修を行うことができます。1日にそんなに長い時間をとれないという場合は、3時間研修を数日にわたって行うこともできます。毎日3時間ずつ3日間や、毎週月曜日に3時間ずつというような研修も可能です。

また、受講人数は最低で10名くらいから行うことができますが、人数が少ないとなかなか受講者の緊張がほぐれません。20名から30名くらいが理想ですが、人数が多くなる場合は、カスタマイズすることで対応可能です。

その他

研修費用はどのくらいですか?

研修内容、研修時間、人数により異なります。
詳細はお問い合わせください。

希望実施日の何日前までに依頼したらいいですか?

研修内容によって異なりますが、インタラクティブドラマやPRPを行う場合はシナリオの作成と俳優の稽古などがありますので、ご契約から研修実施まで、最短で1カ月の制作期間をいただいています。
なお、内定者・新入社員研修など企業の研修期間が重なる時期は、講師のスケジュール調整が難しい場合もありますので、お早めにご依頼ください。

どのような研修か実際に見てみたいのですが、見学できますか?

実際の研修は企業間の問題もあり、基本的に見学はお断りしています。

平日の研修が難しい場合、土日・祝日でも対応していますか?

はい。講師の日程が空いていれば、対応可能です。
お気軽にご相談ください。

研修後のフォローについて教えてください。

研修後に受講者の反応や問題点など、当社が研修を通して気がついたことをご報告しますので、その報告内容によって必要であればフォローアップ研修などのご提案をいたします。
なお、受講された研修内容に関し、後日質問事項が出てきた場合には対応いたします。

首都圏以外の研修も可能ですか?

はい。全国各地で実施可能です。
遠方の場合、別途交通費や宿泊費をお願いする場合もあります。
詳しくはお問い合わせください。